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  • 執筆者の写真aroma-trove

抗菌・抗ウィルス効果が期待できる精油たち

更新日:2020年4月9日

春爛漫といいたいところですが、コロナウィルスの影響で不安定な日々が続いております。

学校休校や、外出自粛、テレワークの日々が少しずつこなれた日常となって来ている頃でしょうか。


さて、こんなご時世だからこそ重宝したい、抗菌・抗ウィルス効果のある精油をご紹介いたします。


ユーカリオイル




コアラの主食として有名なユーカリの葉ですが、その葉に含まれる油から抽出されるのがユーカリオイル。ハッカやミントに似た爽やかな香りを放つオイルで、消臭剤として、また、医薬品としての効能も期待できるオイルです。品種の異なる5種類のユーカリの樹があり、種類ごとに香りが少しずつ違いますが、最もよく使われているのが、ユーカリ・グロブルスになります。


ユーカリの主成分である1.8-シオネールには、バクテリアやカビ、寄生虫に対して発育や増殖を抑える作用があり『撃退』の精油とよばれています。抗菌作用があるため、乾燥した喉の炎症や感染を防いだり、詰まった鼻通りをよくしたりなど、気管支系への効果に期待できます。


抗菌効果以外にも、消臭作用もあり、家のなかの掃除道具としても期待できます。消臭剤として、生ごみや靴の中のにおいを抑えてくれるだけでなく、ペットトイレの臭い消しとしても使えます。また、虫よけとしての効果もありますので、ダニ避けや肌に塗ることで虫刺されを防ぐことができるので一年を通して様々な場面で活躍が期待できるオイルと言えそうです。


ちなみに、オーストラリア原住民族のアボリジニは傷や病気の治療薬とユーカリの葉や樹皮を薬草として昔から使っていたと言われています。



ティーツリーオイル



オーストラリアの湿原に生息するフトモモ科の小高木の葉から抽出されるオイル。

シャープで清潔感のある香りにリフレッシュ効果があるのため、気持ちが沈んでいるときに不安を和らげ活性化させてくれる、また、香りが頭をスッキリとさせ、集中力や記憶力アップに役立つと言われているオイルです。


主要成分は物テルペンアルコール類のテルピネン-4-オールで、抗ウィルス、抗菌、抗真菌、抗炎症作用などがあります。α-テルピネンや、γ-テルピネンにはうっ滞除去作用があります。


ティーツリーオイルの一番の特徴は、強力な抗感染作用を持つことです。また感染症の再発を予防する免疫力も高めると言われており、風邪、インフルエンザ、気管支炎、カンジダ症など、様々な感染症に向いています。また、免疫機能の低下から起こる精神疲労や衰弱にも効果的だとか。


さらに、細菌性や真菌性の皮膚炎への効果も期待できます。炎症を抑えたり、傷を治す作用があり、アトピー性皮膚炎やイボ、水虫等、皮膚のあらゆるトラブルに使用されています。


いかがでしょうか。


家に居る時間が圧倒的に増えたであろう多くの方々、是非精油の力を利用して、免疫力を高め、”コロナ疲れ”から癒されてみてください!



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