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  • 執筆者の写真aroma-trove

国産樹木系芳香蒸留水ークロモジ

更新日:2021年1月15日

秋晴れで気持ちの良い毎日ですが、皆様におかれましてはいかがお過ごしでしょうか。


さて、今日は最近益々需要が高まっていると感じる、国産の樹木系蒸留水について、ご紹介させていただきます。



当社では、従来から兵庫県産ヒノキ油/蒸留水及び宮崎県産クスノキ油/蒸留水を扱っておりましたが、そこに、岐阜県産クロモジ蒸留水、岐阜県産スギ蒸留水、及び、北海道産トドマツ蒸留水が加わりました。


今日は、クロモジのお話です。


クロモジ、というと、知らない方も多いのではと想像します。


クロモジはクスノキ科落葉低木。


和名である「黒文字」の名は、若枝の表面に黒藻類付着し、黄緑色の地色に黒いまだら模様の斑紋が入るため、これを文字に見立てたものといわれています。


枝の香りが良いことから、楊枝、箸、串、薬用など古くからあらゆる用途で用いられていました。



根皮を布 袋に入れて入浴したり、樹皮の煎じ液を患部につけ ると、あせも、虫刺され、皮膚病が不思議と治った り、精油をとったあとの芳香水(ハーブウォーター) を入浴時に入れると、風邪を引かず、水虫にもなら ないと言われてきました。


かつては、蒸留油は香料として、化粧品、石鹸などに盛んに使われ、主に欧州へ輸出も多くされていたようです。


また、頭髪脱毛とフケ防止効果があると考えられており、クロモジを抽出したローションを頭皮によくすり込む用法も知られていたとか。


さて、そんなクロモジですが、近年、改めてその効能や香りが注目されており、クロモジの精油や蒸留水を活用したスキンケア商品が出始めております。


クロモジウォーターの芳香成分は「リナロール」が主成分です。


「リナロール」を含む多くの植物は抗菌作用にすぐれよい香りが特徴です。


若干スパイシーさを感じさせる森のようなフレッシュな香りと、はちみつのような甘さを混ぜたような、何とも上品な香りを放つクロモジ。


当社では岐阜県産のクロモジアロマ(蒸留水)を扱っております。


クロモジはスギやヒノキ林の下に自生しており、スギやヒノキがまっすぐに成長するために、時々伐採する必要があります。その伐採されたクロモジから精油や蒸留水を抽出しております。



是非、クロモジという素晴らしい自然の恵みをご享受ください!






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